この記事では、移動体通信エンジニアの J1:施工フェーズ における重要工程である 切替・品質確認 について解説します。
局内・屋外施工(J1-02)で設備が完成した後、 実際に通信サービスへ接続する工程 が本フェーズです。
ここでのミスは 通信断や品質劣化 に直結するため、 非常に慎重な対応が求められます。
J1-03は施工フェーズのどこに位置するか
J1(施工)フェーズは、 以下の流れで進みます。
- ① 施工計画・準備
- ② 局内・屋外施工
- ③ 切替・品質確認(本記事)
- ④ 報告・ドキュメント作成
切替・品質確認は、 施工の成否を決める山場 です。
切替作業とは何をする工程か
切替作業とは、 新設・改修した設備を 既存ネットワークへ接続 する作業です。
切替作業の主な内容
- 切替手順書の最終確認
- 作業時間帯・影響範囲の確認
- 既存系から新系への切替
作業は多くの場合、 夜間や低トラフィック時間帯 に実施されます。
切替手順書の役割と重要性
切替手順書は、 作業の安全装置 です。
- 作業順序の明確化
- 誤操作の防止
- ロールバック(戻し)手順の明示
「何かあったら戻せる」 という状態を作ることが、 切替作業では必須です。
品質確認で行う主なチェック内容
切替後は、 施工した設備が 設計どおり動作しているか を確認します。
代表的な品質確認項目
- 装置アラームの有無
- 通信疎通の確認
- 電源・光レベルの確認
異常があれば、 即時切り分け・対応 を行います。
安全ミーティング・最終確認の意味
切替作業前後には、 安全ミーティング を行います。
- 当日の作業内容共有
- 危険ポイントの再確認
- 連絡体制の確認
「慣れている作業」ほど、 事故リスク が高まるため重要です。
切替・品質確認でよくあるトラブル
- 切替順序の誤り
- 戻し手順の準備不足
- 小さなアラームの見逃し
これらは、 事前確認とダブルチェック で防ぐことができます。
次に行う工程:報告・ドキュメント作成
切替・品質確認が完了すると、 施工フェーズの最終工程へ進みます。
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