J1 施工

J1 施工とは?基地局を実際に構築する移動体通信エンジニアの仕事内容を解説

施工(J1)とは、 移動体通信ネットワークにおいて 設計された内容を現場で形にする工程 です。

無線設計・伝送設計(J3)で決められた内容をもとに、 基地局設備を実際に構築し、 通信サービスとして利用できる状態に仕上げます。

現場作業が中心となるため、 安全・品質・工程管理 が非常に重要なフェーズです。


J1(施工)フェーズの位置づけ

移動体通信の仕事は、 次のような流れで進みます。

  • 置局(J2)
  • 設計(J3)
  • 施工(J1)
  • 試験・インテグレーション(J4)
  • 運用・保守(J6・J5)

施工は、 机上の計画を現実の設備に変える工程 であり、 プロジェクトの成否を左右します。


施工フェーズの全体像

J1(施工)は、 以下の4つのカテゴリで構成されます。

  • ① 施工計画・準備
  • ② 局内・屋外施工
  • ③ 切替・品質確認
  • ④ 報告・ドキュメント作成

それぞれが連動し、 施工品質を支えています。


① 施工計画・準備とは

施工計画・準備は、 工事を安全かつ確実に行うための 事前工程 です。

  • 現地調査
  • 施工計画書・工程表作成
  • 協力会社・資材手配

▶ 詳しくはこちら: J1-01 施工計画・準備


② 局内・屋外施工とは

局内・屋外施工では、 設計どおりに設備を構築します。

  • 無線装置・アンテナ設置
  • 光ケーブル融着・OTDR測定
  • 電源敷設・配線整理

▶ 詳しくはこちら: J1-02 局内・屋外施工


③ 切替・品質確認とは

切替・品質確認は、 施工した設備を 実際の通信ネットワークに接続する工程 です。

  • 切替手順作成・実施
  • サービス影響の最小化
  • 施工後の品質チェック

▶ 詳しくはこちら: J1-03 切替・品質確認


④ 報告・ドキュメント作成とは

報告・ドキュメント作成は、 施工を正式に完了させる 最終工程 です。

  • 完了報告書作成
  • 写真・試験結果整理
  • 検収エビデンス提出

▶ 詳しくはこちら: J1-04 報告・ドキュメント作成


施工エンジニアのキャリアパス

施工フェーズでの経験は、 次のキャリアにつながります。

  • 保守・障害対応(J5)
  • 設計エンジニア(J3)
  • PM/PMO(J8)

現場理解のあるエンジニアは、 上流工程でも高く評価 されます。


施工職が向いている人の特徴

  • 現場作業が好き
  • チームで仕事を進めるのが得意
  • 安全・品質を意識できる

「通信を支えている実感」を 得やすい職種です。


関連ページ

▶ 置局フェーズ: J2 置局とは?

▶ 設計フェーズ: J3 無線設計・伝送設計とは?

▶ 試験フェーズ: J4 試験・インテグレーションとは?

▶ お仕事マップ: 移動体通信エンジニアの仕事内容マップ


-J1 施工

© 2026 移動体通信のお仕事完全解説