この記事では、移動体通信エンジニアの J1:施工フェーズ における最終工程である 報告・ドキュメント作成 について解説します。
切替・品質確認(J1-03)が完了しても、 書類として完了が認められなければ施工は終わりません。
本工程は、 施工の成果を正式に残すための重要な仕事 です。
J1-04は施工フェーズのどこに位置するか
J1(施工)フェーズは、 次の流れで進みます。
- ① 施工計画・準備
- ② 局内・屋外施工
- ③ 切替・品質確認
- ④ 報告・ドキュメント作成(本記事)
この工程をもって、 施工案件は正式に完了 します。
報告・ドキュメント作成で行う主な業務
報告・ドキュメント作成では、 以下の情報を整理・提出します。
- 施工完了報告書
- 施工写真・現地写真
- 試験結果・測定結果
- 検収用エビデンス
これらはすべて、 後工程・管理部門が参照する公式資料 です。
完了報告書に記載する内容
完了報告書は、 施工内容を第三者が理解できる資料 である必要があります。
主な記載項目
- 工事件名・日時・場所
- 作業内容の概要
- 施工結果・特記事項
- 未完事項・今後の対応
「やった人だけが分かる資料」にならないよう注意します。
写真・試験結果整理のポイント
写真や試験結果は、 証跡(エビデンス) として扱われます。
- 撮影箇所・方向が分かるか
- 設計・施工内容と紐づいているか
- ファイル名・整理ルールが守られているか
後日の問い合わせ対応を想定して整理します。
検収エビデンスが果たす役割
検収エビデンスは、 発注者が工事完了を認める判断材料 です。
内容不備があると、 再提出・差戻し となり、工数が増加します。
報告・ドキュメント作成でよくあるトラブル
- 写真不足・撮り忘れ
- 試験結果の添付漏れ
- 記載内容の不整合
これらは、 作業中から意識しておく ことで防げます。
J1施工完了後の流れ
J1-04が完了すると、 案件は以下の工程へ進みます。
- 試験・インテグレーション(J4)
- 運用・監視(J6)
- 保守(J5)
正確なドキュメントは、 運用・保守品質の土台 になります。
前後工程との関係
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