J2 置局

【J2-③】契約・申請・進捗管理とは?置局完了から設計へ引き渡す最終工程を解説

この記事では、移動体通信エンジニアの J2:置局フェーズ における最終工程である 契約・申請・進捗管理・設計引き渡し について解説します。

条件整理・オーナー交渉(J2-02)で 合意が取れた後、 正式に案件を成立させる工程 が本フェーズです。

ここでの対応品質が、 設計(J3)以降のスムーズさを左右 します。


J2-03は置局フェーズのどこに位置するか

J2(置局)フェーズは、 以下の流れで進行します。

  • ① 候補地選定・現地調査
  • ② 条件整理・オーナー交渉
  • ③ 契約・申請・進捗管理・設計引き渡し(本記事)

この工程をもって、 置局業務は完了 し、次工程へ進みます。


正式契約で行う主な作業

オーナーとの合意内容をもとに、 正式な契約書を締結 します。

契約業務の主な内容

  • 契約書ドラフト確認・調整
  • 賃料・期間・解約条件の最終確認
  • 押印・原本管理

口頭合意と齟齬がないか、 細部まで確認 することが重要です。


行政・インフラ関連の申請業務

基地局設置には、 各種申請 が必要になります。

代表的な申請例

  • 道路占用申請
  • 電柱使用申請
  • 建物管理会社への工事届

申請遅延は 全体工程の遅れ につながるため、 早期対応が求められます。


進捗管理・社内連携の重要性

この工程では、 社内外の関係者と連携 しながら進捗管理を行います。

連携する主な部門

  • 設計(J3)
  • 施工(J1)
  • PM/PMO(J8)

「いつ・どこまで進んでいるか」を 見える化 することが重要です。


設計(J3)への引き渡しで整理すべき情報

設計フェーズへは、 以下の情報を整理して引き渡します。

  • 契約条件(制約・許容範囲)
  • 設置範囲・工事可能条件
  • 申請状況・未完事項

ここが曖昧だと、 設計の手戻り が発生します。


J2-03でよくあるトラブル例

  • 契約条件の伝達漏れ
  • 申請完了前に設計を開始してしまう
  • 進捗情報が共有されていない

これらはすべて、 後工程の遅延要因 になります。


次に進む工程:無線設計・伝送設計(J3)

J2-03が完了すると、 案件は 設計フェーズ(J3) へ進みます。

▶ 次の記事: J3 無線設計・伝送設計とは?


前後工程との関係

▶ 前工程: J2-02 条件整理・オーナー交渉とは?

▶ J2カテゴリトップ: 置局(J2)カテゴリトップ

▶ お仕事マップ: 移動体通信エンジニアの仕事内容マップ


-J2 置局

© 2026 移動体通信のお仕事完全解説