監視(J6)とは、 サービスインした移動体通信ネットワークを 24時間365日安定して使える状態に保つ ための運用フェーズです。
基地局やネットワークで発生する 障害・異常・品質劣化の兆候 を早期に検知し、 必要な部署へつなぐ役割を担います。
未経験からスタートするケースも多い一方で、 通信業界の全体像を学べる重要な入口 でもあります。
J6(監視)フェーズの位置づけ
移動体通信の仕事は、 次の流れで進みます。
- 置局(J2)
- 設計(J3)
- 施工(J1)
- 試験・インテグレーション(J4)
- 監視・運用(J6)
- 保守・品質改善(J5・J7)
J6は、 ネットワークを「守る」フェーズ です。
J6(監視)フェーズの全体像
J6は、 以下の4つのカテゴリで構成されます。
- ① アラーム監視・インシデント検知
- ② 一次切り分け・エスカレーション
- ③ 計画作業・リモートオペレーション
- ④ レポート作成・運用改善
日常業務と障害対応の両方を担うのが特徴です。
① アラーム監視・インシデント検知
監視業務の基本は、 アラーム監視 です。
- 装置・回線アラームの監視
- 重大度(Critical/Majorなど)の判定
- 影響範囲の把握
▶ 詳しくはこちら: J6-01 アラーム監視・インシデント検知
② 一次切り分け・エスカレーション
異常を検知した後は、 一次切り分け を行い、適切な部署へつなぎます。
- チケット起票
- ログ・状況確認
- 保守会社・ベンダーへの連携
▶ 詳しくはこちら: J6-02 一次切り分け・エスカレーション
③ 計画作業・リモートオペレーション
障害対応だけでなく、 計画的な作業 もJ6の重要な役割です。
- 装置更改・増設の計画作業
- リモート設定変更
- ヘルスチェック
▶ 詳しくはこちら: J6-03 計画作業・リモートオペレーション
④ レポート作成・運用改善
日々の運用結果をまとめ、 改善につなげる のも監視業務の一部です。
- 日次・週次レポート作成
- アラーム閾値の見直し
- 手順書の改訂
▶ 詳しくはこちら: J6-04 レポート作成・運用改善
監視(NOC)エンジニアのキャリアパス
J6で得られる経験は、 次のキャリアにつながります。
- フィールド保守(J5)
- 品質改善・KPI解析(J7)
- 設計エンジニア(J3)
ネットワーク全体を理解している点が、 大きな強み になります。
監視業務が向いている人の特徴
- 異常に気づける注意力がある
- 冷静に判断できる
- チーム連携を大切にできる
通信インフラを支える 縁の下の力持ち 的な役割です。
関連ページ
▶ 試験フェーズ: J4 試験・インテグレーションとは?
▶ 保守フェーズ: J5 保守とは?
▶ お仕事マップ: 移動体通信エンジニアの仕事内容マップ