この記事では、移動体通信エンジニアの J8-02:進捗管理・会議運営 について解説します。
プロジェクトは、 立ち上げただけでは進みません。
日々の進捗を把握し、 関係者を動かし続けることが、 PM/PMOの最重要業務です。
進捗管理・会議運営は何をする工程か
J8-02は、 「計画どおり進んでいるか」を確認し、ズレを修正する工程 です。
移動体通信プロジェクトでは、 以下の工程が同時並行で進みます。
- 設計(J3)
- 施工(J1)
- 試験(J4)
- 監視・保守(J6/J5)
PM/PMOは、 全体を俯瞰して状況を整理 する役割を担います。
PM/PMOが行う進捗管理の基本
進捗管理で行う主な作業は以下です。
- 工程ごとの進捗状況の把握
- 遅延・停滞ポイントの可視化
- 原因整理と対応方針の検討
重要なのは、 「遅れてから気づく」のではなく、 兆候の段階で把握すること です。
進捗を見える化する方法
移動体通信PM/PMOは、 進捗を以下の形で整理することが多いです。
- WBS進捗表(予定/実績)
- 工程別の完了率
- 未着手・停滞タスク一覧
専門的なツールよりも、 関係者が理解できる形式 であることが重要です。
会議体の設計と役割
進捗管理は、 会議を通じて実行されます。
代表的な会議は以下です。
- 定例進捗会議(週次・月次)
- 工程別会議(設計会・施工会など)
- 緊急対応会議(トラブル発生時)
PM/PMOは、 会議の目的を明確にした上で設計 します。
会議運営でPM/PMOが意識すること
会議は、 情報共有の場ではなく「意思決定の場」 です。
そのため、以下を意識します。
- 論点を事前に整理する
- 結論・決定事項を明確にする
- 宿題(アクション)を残す
会議が長引くほど、 現場の負担は増えます。
議事録・アクション管理の重要性
会議後に残すべきものは、 議事録とアクション一覧 です。
- 決定事項
- 未決事項
- 担当者と期限
これらを明確にしないと、 同じ議論を繰り返すことになります。
進捗管理でよくある失敗
- 報告を鵜呑みにして実態を見ていない
- 遅延を責めるだけで原因を深掘りしない
- 会議が目的化してしまう
J8-02は、 人と工程を動かす力 が問われる工程です。
次の工程との関係
進捗を追う中で、 必ず課題やリスクが顕在化します。
▶ 次の記事: J8-03 課題・リスク・品質管理
まとめ|進捗管理はPM/PMOの中心業務
J8-02(進捗管理・会議運営)は、 PM/PMOの業務の中核です。
状況を整理し、判断を促し、行動につなげる
この積み重ねが、 プロジェクトを前に進めます。
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